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日本戦略研究所


 自虐的歴史教科書の意図はGHQの洗脳教育番組「真相箱」と同じ  

2002/08/29 (産経新聞朝刊) 産経抄( 8/29)

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 先週末、GHQ(連合国軍総司令部)によるラジオの情報操作番組「真相箱」を書いたところ、評論家の芳賀綏氏(本紙「正論」のメンバー)からはがきをいただいた。

芳賀さんは「真相箱」の第一回から聴きつづけたという。

番組は昭和二十(一九四五)年十二月九日から「真相はかうだ」というタイトルで日曜よるのゴールデンタイムに始まり、「真相はかうだ 質問箱」に変わり「真相箱」になった。

芳賀さんの実感によると「戦後のラジオであれほど日本人に嫌われた番組はありません」という。

「『放送』という月刊誌には“人心、真相箱を離る”という放送評が載り、同誌掲載のラジオ番組人気番付では同番組は最下段、つまり不人気で最悪の代表でした。

真相箱は“偽相箱”だという怒りの投書を載せたメディアもありました」。

占領政策にもCIE(民間情報教育局)指導のラジオにも概して従順だった日本人が、この番組ばかりは相手にしなかった。

洗脳教育はむしろ逆効果で、日本の歴史観はこれとは別の手段(コミンテルン史観の本や講義や左翼宣伝)でゆがめられたのではないか。芳賀さんはそう指摘されていた。

日本人はそれほど愚かではなかった、心ある人びとは一方的な悪宣伝に反発していたということだろう。

ただし小欄などは当時中学一年生だったが、ソウダッタノカ、ソンナニ日本ハ悪イコトヲシテイタノカと強烈な衝撃を受けた。 あの放送はいまも耳底に響いている。

GHQのねらいは、戦前の日本のすべてを否定し、過去を黒く塗りつぶすことだった。

この「真相箱」ほどではないが、自虐的歴史教科書の意図も同種の日本人再教育にある。中学生たちがどんな影響を受けてしまうか、わかるのである。  

 

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